椿の花咲く頃 | 韓国ドラマ・感想
ドラマ概要
女手ひとつで息子を育てるドンベクに突然訪れた、新たな恋の予感。シングルマザーへの偏見と差別に負けることなく、幸せをつかむことはできるのか。 椿の花咲く頃 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
キャスト
- ドンベク:コン・ヒョジン
- ヨンシク:カン・ハヌル
- ピルグ:キム・ガンフン
- カン・ジョンニョル:キム・ジソク
- ノ・ギュテ:オ・ジョンセ
- ホン・ジャヨン:ヨム・ヘラン
- ヒャンミ:ソン・ダムビ
- ジェシカ:チ・イス
視聴感想
Netflixにて視聴。約60分×20回なので結構長編の作品です。
端的に表すと
家族愛・地域愛に溢れた作品でした!
一応ジャンルはロマンティックコメディなのにサスペンス、っていうみたいで、まさにそのまんま。笑
大好きなコン・ヒョジン氏が健気で強い母親役。割と気が強い女性の役が多いかな?って気がするけど、今回の役はめちゃくちゃ素敵でした!
ドンベク(コン・ヒョジン)は親に捨てられ施設で育ち、いじめを受けながら成長してしまいます。
そのせいでおどおどしていて文句が言えず、町の人たちから噂されてもいじめられても「自分には運がない、神様は味方してくれない」と引っ込み思案なドンベク。
そんなドンベクがある事件の目撃者になり、犯人から命を狙われてしまいます。
町の警察官・ヨンシク(カン・ハヌル)は、一目惚れしたドンベクを守ろうと一生懸命事件の捜査を進めていきます。
以下ネタバレあり
ドンベク×ピルグの愛
ピルグは父親がいないまま育ったけれど、途中で本当の父親が現れたり、母親の恋人候補が現れたり、小学生にはちょっとキツイ。TT
結局ドンベクはピルグのために、自分の恋愛を諦める決断を一度してしまうんですよね。TT
母の愛、ほんとすごかった!!
そしてピルグからの愛もすごかった!!
ドンベクがヨンシクと幸せになれるようにと、自ら父親の元に行くシーン。車の中で号泣するピルグ。(演技うますぎる。)
あんな小さい子が親の幸せのために身を引くなんて・・TT
ドンベク×ヨンシクの愛
ヨンシクはドンベクに子供がいても、親に反対されても、ただひたすら一途に愛情を注ぎ続ける心底まっすぐな青年。
カン・ハヌル氏の作品を見るのは、3作目だったのですが一番似合っていました!(メイキングなどでとても明るい人だと知ったのでw)
実はこの作品見ていて、「恋愛ドラマではないな」と思ってしまいました。笑
ドンベク×ヨンシクはもちろん素敵なカップルですが、ここだけ切り取っちゃうと普通のドラマになってしまう・・
ドンベク×母親の愛
ドンベクは親に捨てられて育ちますが、後半母親が現れます。どうして一度捨てないといけなかったのか?どうして戻ってきたのか?
母親役のイ・ジョンウン氏、とにかくいろんなドラマに出てますが、ほんと素敵な女優さん・・TT
自分が長くないことを知ってどうしてもドンベクに会いたかったんだな、心底後悔したんだろうな、と思うと泣けます。TT
第19回のタイトル「母親歴7年3ヵ月のお母さん」。これ素敵・・・。
そして最終回タイトル「奇跡は起こるのか」。
奇跡が起きたのではなく、人の力で起こしたんだ、っていうのが最高に感動でした。TT
よかったシーン
ヒャンミにまつわるシーンはとても良かった・・。最初の頃は盗人ギャルみたいなイメージをしてしまうけれど、優しい姉でありドンベクの妹的存在。(同級生っぽいけどw)
最終回、ヒャンミの本名を子供の名前にしたドンベク。愛を感じる。TT
次に、ジョーカーが捕まった後の取り調べで、「ジョーカーは今も生まれてる」(=犯罪は無くならない、みたいなニュアンス)に対してのヨンシクの反論。
「数が多い方が勝つんだよ!!」がほんと最高でした!!笑
こんなセリフ聞いたことない!
普通のドラマだったら「そしたらまた俺が捕まえてやる〜」「そんな世界を変えてやる〜」みたいな大層なセリフが出そうですが、流石のヨンシク。TT
また最終的に、ノ・ギュテ夫婦や、カン・ジョンニョル夫婦も良い感じに収まって、ほんとにハッピーエンドで気持ちよく観終われました!
韓国での視聴率も良かったみたいですし、各レビューサイトでの評価も高い!長編でちょっと疲れてきますが、最後3話は特に最高なのでおすすめです(^o^
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